ねぎうさぎ
讃岐の話
だいこん
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あなたも使ってみよう! さぬき弁講座
《第七回〜ら・わ行の巻〜》

用 語 意  味 用     例
ら・らい(な) 〜〜している・は強調形 「猫も鳴っきょらー」「そんぐらいできらいな!」
らいこん だいこん(だ=ら・ど=ろのように訛る) らいこんおろしで、うろんいっぱい喰えるで」
らす・らして させる(こと) 「もう遅いけん、この子帰らすで」「うん、帰らして」
りくつげに りこうそうに・えらそうに 「お前はりくつげに、言よるけんどの〜。」
りょうる 料理すること。主に魚をさばくこと。 「そのお魚、りょうってや。たのむわ」
りょる 〜〜している 「あ、いかん、外、雨が降っりょるわ〜。」
いわゆる抜き言葉 「もう食べんわ。腹いっぱいやで」
〜〜よう・ラ行動詞につく 「そな言わんと、もうちょっと入れか?」
わい わし・自分、時に相手のこと わいはうどんが好きやけんの〜」
わかいし 若者・「若い衆」の訛り わかいしはええの〜」「ええわかいしやないか?」
わっせる 忘れる 「しもた! 家に財布をわっせてきたが〜。どなんしょ〜?」
〜わな・わの 意味を強める末尾語 「うちが行ってあげるわな。心配せんと待っとき!」
わるそ いたずら・悪いやつの意 「そななんしたんか? わるそやの〜〜」
今回でさぬき弁講座基礎編は終了です。次回からは実践応用編です、乞うご期待!
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さぬきひとくち話 第7回
今回は、ちょっとおめでたい話。
 
<エビのいわれ>
   
枠1

むかし、むかし、満濃の山奥に自分ほど大きいて強い生き物はおらんやろう、と
うぬぼれている大きな鷲がおった。そやからいつもいばってばかりじゃった。
ある日、ぐんぐんと瀬戸の海まで飛んでいっったんじゃや。
真ん中まで来たあたりで、ちょっとつかれてしもうた。ふと下を見ると大きな
ふっとい柱が海からつきでとる。
「こりゃ、一休みにもってこいじゃ。」とその柱にとまったら、柱がグラグラっと
ゆれて、海のなかから
「だれじゃ! ワシのヒゲに黙ってとまるんは?」という声がした。
見ると、それは大きな大きなエビじゃった。ふっとい柱じゃ思ったんは、ほんまは
エビのヒゲじゃったというこっちゃ。
鷲は恥ずかしくなって逃げていった。エビは得意じゃった。

ところが、ある日、そのエビがちょうどええあんばいの洞穴で 休もうとしたところ
急に洞窟がグラグラ揺れた。「地震や! 逃げないかん!」と思うまもなくエビは
渦巻いた水に巻き込まれて、天高く空へ吹き上げられてしもうた。
洞窟じゃ、と思ったところはこれまた大きな大きなマグロの鼻の穴やったんじゃ。
いきなりエビに鼻をくすぐられたもんじゃから、マグロはくしゃみをしたんじゃな。
エビがどうなったか、って?  
かわいそうに、運悪く、エビの落ちてきたところには、大きな大きな岩があっての
エビはそこへ腰をぶつけてしもた。おかげでそれまでまっすぐやったエビの腰は
曲がってしもうて、とうとう治らなんだ。それ以来海老のコシは曲がってしまい
今の姿になった、ということじゃ。
湯がいたエビが赤いのは、その時のことを思い出して恥ずかしゅうなるからやな。

枠2  
エビが跳ねると
昔、エビはまっすぐ だった。
ところが・・・
 
讃岐の民話より
   
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